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私は臆病でした。

2月14日

日付が変わって昨日になってしまったけれど、2月14日は私の好きな人の誕生日でした。

 

世の中はバレンタイン。私は毎年手作りのお菓子を友達や先輩、先生などお世話になった人たちに渡していました。毎年バレンタインの時期には好きな人も恋人もいなくて、私にとってただお菓子を配る行事になっていました。しかし、今年は違いました。好きな人がいるし、その好きな人の誕生日です。13日までしていた旅行の間もずっとその人のことを考えていました。しかし、本命がいるとなると話は違いました。 その人の好みや反応を気にしてお菓子を作ること自体躊躇われたのです。お菓子を作ったとして、どう渡そうか、という事も躊躇う理由の一つでした。義理だと言って渡すことはしたくないが本命だと言って渡す勇気もない。でも渡したい。私は世の中の女の小を尊敬しました。こんな気持ちに打ち勝って、勇気を出して告白する世の中の女の子。イベントに乗っかって気持ちを伝えられる女の子。単純に凄いなと思いました。私にはできなかった。ただ、誕生日おめでとうとだけ言って終わってしまった今年の2月14日。

 

来年は言えるだろうか。来年もまた何も出来ず過ぎ去ってしまうのだろうか。来年はまだそばにいるだろうか。

もしかしたら昨日、私は貴重な最後の瞬間を逃したのかもしれない。